福島沖の魚介類、全てセシウム検出限界値下回る

  福島県が11月下旬に実施した福島沖の魚介類を対象にした放射性セシウムの検査で、東京電力福島第一原発の事故以来初めて、すべての検体で検出限界値を下回ったことがわかった。県水産試験場は、個体からのセシウムの排出が進んだことや、世代交代で汚染魚が減ったことなどが理由とみている。 (後略)

朝日新聞 杉村和将 2016年12月5日
http://www.asahi.com/articles/ASJD55F94JD5UGTB00W.html

日本の基準値は「1kgあたり100ベクレル」という非常に厳しいものでした。そしてその基準値以下であっても福島の魚介類の販売は低迷してしまったのです。風評被害というものはこの報告が出ても、消えるかどうか不明です。風評は科学的事実に基づきませんので。